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妊活初心者必見!タイミング法の基本と妊娠確率を上げるための注意点

「赤ちゃんを望んでいるけれど、妊活って何から始めたらいいんだろう?」と思い悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
妊活において、性行為の回数を重ねるのも重要ですが、妊娠しやすいタイミングを見極めることも大事だと言えます。
この記事では、特に妊活を始めたばかりの方に向けて、妊活の基礎と言える「タイミング法」について詳しく解説していきます。

妊活におけるタイミング法とは

タイミング法とは、妊娠確率を高める最も基本的な妊活の方法です。女性の排卵日を予測し、その時期に合わせて性交渉を行います。
タイミング法は一般不妊治療で最初に行われるものですが、子どもがほしいカップルも行っている妊活方法です。
排卵日は、妊娠の可能性が最も高い時期とされているので、このタイミングに性交渉を持つことで妊娠確率を上げられます。
具体的なタイミング法について下記の3点について解説します。

  • 排卵日の特定
  • 適切なタイミングでの性交渉
  • 生活習慣の管理

排卵日の特定

女性の生理周期を基に、排卵が起こる日を予測します。これには、基礎体温の測定や排卵検査薬の使用なども含まれます。

適切なタイミングでの性交渉

排卵日の前後、特に排卵日の約1〜2日前が妊娠の確率が最も高くなるとされています。この時期に性交渉を持つことが推奨されます。

生活習慣の管理

妊活中は、適切な睡眠、栄養バランスの取れた食事、ストレスの管理など、健康的な生活習慣を心がけることが重要です。

タイミング法の効果的な実践方法

妊活で子供を授かりたいと思ったら、タイミング法に沿って、実践していきます。
タイミング法の効果的な実践方法について下記4点解説します。

  • 生理周期の把握と記録し、排卵日を予測する
  • 基礎体温の記録をする
  • 排卵日を見計らって性交渉を持つ
  • 1年間の妊活で自然妊娠しなかったら病院へ行く

生理周期の把握と記録し、排卵日を予測する

タイミング法は、排卵日の正確な予測が鍵です。通常、排卵日は生理周期の真ん中頃に起こります。
生理周期が一定でない場合は、数ヶ月にわたり基礎体温を記録し、パターンを探ることが有効です。
現代はスマートフォンがあるので、妊娠周期を記録できるアプリを使ってデータを蓄積させると、大まかな妊娠周期を教えてくれます。
iPhoneでは、ヘルスケアアプリが最初から入っているので、iPhoneの利用者はそれを使うのもいいでしょう。
他にもLunaLunaなどのアプリも記録しやすいのでオススメです。

基礎体温の記録をする

同時に大切なのは、基礎体温の記録です。毎日同じ時間に基礎体温を測定し、体温の変化を記録します。

排卵日は体温がわずかに上昇するため、これを手がかりに排卵日を特定できます。
スマートフォンのアプリでは、LunaLunaなどで基礎体温を記録できるので、毎日起きたら測る習慣をつけるのがオススメです。

排卵日を見計らって性交渉を持つ

妊娠は排卵日の約1〜2日前が最も妊娠しやすいとされています。排卵日がスマートフォンのアプリでわかったら、排卵日から3日前くらいに性交渉をしましょう。この時に気をつけるべきなのは、性交渉の回数です。精子は膣の中で3〜7日間は寿命があると言われています。

排卵日をめがけて1回の性交渉するだけではなく、複数回の性交渉を数日間行うほうが妊娠の確率は高まります。
妊娠しなかったら、次の排卵日に合わせて、また性交渉をしてください。これが妊活におけるタイミング法です。

1年間の妊活で自然妊娠しなかったら病院へ行く

医学的に1年間(12ヶ月間)妊活をして、子供を授からなかったら、どちらかに不妊の原因がある可能性があります。その場合は、産婦人科などを訪れて不妊治療を行いましょう。

ただ、現代の日本社会では、30代で結婚するカップルも増えています。
不妊の原因の50%は、男性側にあるのは意外と知られていない事実です。
「30代以上は1年間の性交渉で子供ができなかったとわかる前に、早めに病院へいって精子や卵子の検査をしたほうがいい」という不妊治療経験者の男性の話もあります。
2020年に日本では60,318人が生殖補助医療により誕生しており、これは全出生児(840,835人)の7.2%に当たり、約13.9人に1人の割合になります。

また、厚生労働省によると、誕生する子供の約14人に1人が人工授精や体外受精などで誕生していると発表されています。
日本では、「約4.4組に1組が不妊治療に取り組んだ、または取り組んでいる」と発表されており、タイミング法で子どもが授からなければ、治療に取り組むのも選択肢の一つです。

最近は「ブライダルチェック」という検査も登場しています。

検査内容は、血液検査や子宮・卵巣の異常がないか、性感染症にかかっていないかなど、妊娠や出産に影響を与える疾患の有無を調べることが可能です。
年齢の進んだ30代での結婚では、「タイミング法」で子作りをする前に検査を受けると、より妊活が進みやすくなります。

排卵日を気にしすぎると妊活でED(勃起不全)になる可能性が高まる

タイミング法は、排卵日の2日前を中心に性交渉をする方法です。妊活のタイミング法は、その言葉通り受け取ってしまうと、「妊娠にはタイミングが重要」という意味で受け取る人も多いのではないでしょうか?
現に、妊活のタイミング法は「排卵日をめがけて性交渉をするのが重要」という考えを持ってしまう人も多いようです。

しかし、生殖医療専門医の今井伸医師(聖隷浜松病院リプロダクションセンター長)は、こう述べています。
「どうしても子どもがほしい人は、女性の排卵日当日にピンポイントでセックスをしたがります。『いよいよ今日が勝負の日だよ』と言われれば、誰だってプレッシャーを感じますよね。

すると排卵日に限って勃起できない(勃起不全)になってしまいかねません。排卵日に緊張して失敗し、妻から冷たい目で見られて文句を言われる。翌月はさらに緊張して、なおさら勃起しなくなる負のスパイラルが起きます。
(堀江貴文著 『不老不死の研究』より)

男性の勃起力は非常にセンシティブです。勃たせようという気持ちで性行為に臨むと緊張し、勃たなくなる負のスパイラルに陥ってしまいます。

妊活におけるED(勃起不全)を解消するためにいい方法はあるのでしょうか?
一つの答えは、回数を増やすことです。

妊活はタイミング法と併用し、性交渉の頻度が重要

生殖医療専門医の今井伸医師は、妊活の根本的な原因はタイミングよりも回数が大事であるという意見を唱えています。

「男性不妊外来では、月の性交渉頻度が1〜2回。しかも排卵日付近しかセックスをしないカップルが非常に多いんです。これは子どもがなかなかできないのも当然です。世界の成功回数平均は、年に103回。つまり、週2回、月に8〜9回はセックスをしています。」
(堀江貴文著 『不老不死の研究』)

妊活でタイミング法という言葉があると、「タイミングが重要」と考えてしまいがちですが、そもそも日本人はセックスレスのカップルが多いのです。妊活でタイミング法を学ぶのも大事ですが、性交渉の回数を増やすのは、もっと効果があると専門医は言います。

「敢えてタイミングを計らない、この日と決めつけないことが大事です。もっと大ざっぱに言えば、月経の7日目から2週間以内 に、1〜2日置きに性交してみてはどうでしょう。そうすれば、月経周期が21〜35日である女性の排卵日をカバーできます」
(今井医師) 堀江貴文著 『不老不死の研究』

タイミング法で排卵日を把握しながら、カップルが性交渉の回数を増やす。極めてシンプルな結論ですが、これが妊娠の確率を高める王道の妊活方法だと言えます。

妊活で効果的なサプリメント

妊活中の男女には、特定のサプリメントの摂取を合わせて摂るのがオススメです。
男性には亜鉛とビタミンC。女性には葉酸が効果的です。
亜鉛は精子の健康と質を維持し、精子数や運動能力の低下を防ぐために重要なミネラルであり、テストステロンの正常なレベルを維持するのにも役立ちます。

ビタミンCは強力な抗酸化剤で、精子のDNAを酸化ストレスから守り、精子の質を改善し受精能力を高める効果が期待されます。

一方、女性は、葉酸の摂取が非常に重要です。
葉酸は赤ちゃんの神経管の正常な発達をサポートし、神経管欠損症のリスクを低減するほか、DNAの合成と修復に関わり、細胞の成長と分裂を助け、胎児の健康な成長に不可欠だからです。赤ちゃんの神経系は妊娠初期から作られ、先天異常は妊娠7週間頃までに異常が起きます。
だから、妊活中から葉酸はとっておいた方がいいです。

ちなみに、初めて妊娠するカップルには勘違いしやすいことですが、妊娠の週数は妊娠が発覚してから数えるものではありません。前回の排卵日から数えるので、妊娠が発覚したら5週目や6週目ということがよくあります。

その間にもずっと体内で赤ちゃんの神経は作られているので、妊活中から葉酸をとっておくことをおすすめします。

まとめ

妊活を始める際には、多くの疑問や不安が付きまといます。その中でも「タイミング法」とは、妊娠しやすいタイミングを見極め、性交渉を行う基本的な方法です。

スマートフォンで生理周期を記録しながら、排卵日の2週間前から性交渉の数を増やすと妊娠する確率が高まります。難しく考えることなく、女性の排卵日を見ながらカップルの性交渉の数を上げることが大事です。
妊娠に備えて、男性は亜鉛とビタミンC、女性は葉酸をとっておくのも大事なので、ぜひ準備をしながら妊活に臨んでみてください。