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妊活を始めるならピルはいつやめる?

ピルは大きく4種類に分けられます。低用量ピル・超低用量ピル・中用量ピル・アフターピルとあり、それぞれ使用目的が異なります。

まず、アフターピルは緊急避妊薬として処方されており、避妊に失敗した方などが主に服用するピルです。中用量ピルは月経移動を目的として使用されます。数日間継続して服用すると、受験や大会などに生理周期が被らないように調節できます。

超低用量ピルは生理周期に合わせて毎日服用しますが、避妊目的としての使用はしていません。生理痛やPMSの緩和、生理周期の安定や子宮内膜症の治療などに使われています。

そして、低用量ピルは避妊にも使用されているピルです。低用量ピルは避妊だけでなく、超低用量ピルと同じように生理痛やPMSの軽減、生理不順の改善などにも使用されています。

ピルを飲んでいると妊娠しにくくなる?

低用量ピルは避妊薬としても使用されているので、服用している間はほとんど妊娠の可能性はありません。超低用量ピルも避妊薬としては使用されていませんが、ほぼ妊娠することはないと言われています。

ピルを正しく服用した際の妊娠率は0.3%と極めて低いです。しかし、飲み忘れがあったり他の薬と飲み合わせが悪いなどのリスクを考慮すると妊娠確率は8%まであがります。

とはいえ、ピルを服用している間は服用していない方に比べると妊娠するのは難しくなります。そのため、妊活を始める場合にはピルの服用を中止しましょう。

妊活するならどのタイミングでピルの服用をやめればいい?

妊活を始める何カ月前に服用をやめなければいけないという決まりはありません。そのため、妊活を始める際は主治医に相談するのがおすすめです

服用を中止してすぐに妊娠する方もいれば、生理周期が安定するまでに数カ月かかる方もいます。服用をやめてみなければ排卵がすぐに起きるのか、安定するまで数カ月かかるのかわからないので、妊活を始める3カ月ほど前にはピルの服用を中止する方が多いです。

服用をやめてから生理周期が安定するまでの期間には個人差がありますが、3,4カ月経っても生理が来ないようであれば婦人科に相談しましょう。

また、基礎体温を測ることで生理周期を把握しやすくなります。次の生理がいつ来るのか気になる方は毎朝測るのがおすすめです。さらに、基礎体温は排卵のタイミングなどもわかるので、妊活にもおすすめです。

服用をやめるときの注意点

生理痛やPMSに悩まされてピルの服用を開始した方は、服用を中止することで再びそれらの症状に悩まされてしまう可能性があります。また、生理周期が安定していなかった方も同様になかなか周期が安定しない可能性があります。

短期間で服用と中止を繰り返すのは身体への負担が大きくなるので、やめる際は自己判断せずに主治医と相談してください。

ピルでの不妊治療は基本的に行わない

ピルは月経困難症や子宮内膜症の治療にも使われますが、排卵を抑える作用もあるため不妊治療に使用するのは難しいです。生理周期を合わせるために短期間ピルを服用する場合もありますが、継続しての服用はありません。

ただし、低用量ピルを服用している間は子宮を休ませることができ、子宮内膜症の発症なども予防できます。そのため、不妊症の原因を一つ減らすことに役立ちます。

おすすめの妊活方法5選

ピルをやめて妊活を始めたい方におすすめの妊活方法を紹介します。病院やクリニックに行かなくても、自分で簡単に取り組める妊活もたくさんあるのでぜひ生活に取り入れてみてください。

1.温活をする

身体が冷えていると血流が滞りがちになってしまいます。全身の血流が滞っていると子宮や卵巣への血流も滞っていると考えましょう。

血液は栄養を運んでくれるので、血流が滞っていると子宮や卵巣へ十分な栄養が届きにくくなります。すると、排卵がスムーズに行われない、子宮内膜が厚くなりにくいなどのトラブルが発生する場合があるので冷えは取り除きましょう。

シャワーだけでなく湯船につかる、氷の入っている冷えた飲み物は避け常温や温かい飲み物を飲む、腹巻を使用するなど簡単にできる温活はたくさんあります。

体温が上がると免疫力もアップするので、妊活中や妊娠中にインフルエンザなどの感染症にかかる確率を下げることもできます。特に女性は冷え性の方も多いので、意識して体を温めましょう。

2.適度な運動をする

運動を継続すると基礎代謝が上がり、太りにくい体質になります。肥満は不妊の原因にもなるので、適度な運動を行い肥満にならないように気を付けましょう。さらに、運動すると気分がスッキリしストレス解消にも繋がります。

妊活中はストレスをため込んでしまう方も多いので、気分転換にも運動はおすすめです。しかし、過度な運動は妊娠率を下げてしまうという報告も存在します。そのため、妊活中はウォーキングやストレッチなど軽い運動を行いましょう。

ウォーキングであれば1日20分程度、ストレッチをするならヨガがおすすめです。ヨガには発汗作用もあるので余分な水分や老廃物の排出もでき妊活にピッタリな運動になっています。また、ウォーキングは天候に左右されますが、ヨガは室内で出来るので継続しやすいのも魅力です。

3.栄養バランスのとれた食事

外食が続いたり偏った食事を続けていると必要な栄養がきちんと摂取できていない可能性が高いです。妊活中や妊娠中は栄養バランスの整った食事を作って食べるのがおすすめです

とはいえ毎日バランスのとれた食事を用意するのは大変なので作り置きを活用したり、宅配弁当などを活用するのもいいでしょう。宅配弁当は管理栄養士が監修しているものも多くあり、バランスが整っています。

また、妊活中や妊娠中は普段よりも摂取量を増やす必要のある栄養素もあります。カルシウムや鉄分などは不足しがちなので、意識して摂取しましょう。

なかでも葉酸は胎児の神経閉鎖障害のリスクを軽減できることから、母子手帳にも記載されている重要な栄養素です。妊活中や妊娠中は必要量も増えるので、サプリで補うと不足する心配がありません。

葉酸サプリはたくさん市販されていますが、妊活中や妊娠中の必要量をクリアした商品を選んでください。イオン化ミネラル配合葉酸サプリナッシータは定期便が用意されているので、買い忘れの心配もなくおすすめです。

4.排卵検査薬を使う

妊活では排卵のタイミングを知ることが重要です。基礎体温も排卵の目安になりますが、はっきりと特定することはできません。そのため、排卵検査薬を使用するのがおすすめです。

排卵検査薬はドラックストアやネットで購入できるので、クリニックに行くことなくタイミング法を試したい方も使ってみるといいでしょう。排卵検査薬は排卵の1,2日前を教えてくれるので、妊娠しやすいタイミングがわかりやすくなります

5.クリニックに行く

健康な男女でも妊活を開始して1年以上妊娠しなければ病院やクリニックに相談するのがおすすめです。検査で不妊の原因がわかる場合もあります。原因に酔っては治療できることもあるので、なかなか妊娠しないと感じたら相談してみるといいでしょう。

また、病院やクリニックでは検査だけでなく不妊治療も行えます。タイミング法から顕微授精まで対応しているクリニックもあれば人工授精までのクリニックなどもあります。

最終的にどこまで進みたいのかパートナーと相談して一緒に受診しましょう。高額なイメージが強い不妊治療ですが、保険適用で3割負担になるものもあるので、費用面が不安な方も相談してみるのがおすすめです。

妊活を始める前にピルの服用は中止しよう

ピルには排卵を抑える作用があります。そのため、ピルの服用をしながら妊娠するのは難しいです。現在ピルを服用している方は主治医と相談して妊活前に服用を中止しましょう。ぜひ今回の記事を参考に妊活を開始してください。