妊活中にコーヒーを摂取してもいいの?カフェインを控えるべき理由について徹底解説
妊活中のコーヒーは、コーヒー好きの女性にはとても気になる話題ですよね。
今や沢山の情報が出ており、1日1~2杯と控えめにしていた方が良いという考え方や全く飲まない人と、1日に1~5杯のみ人で比べると、飲んでいる人の方が妊娠しやすいという情報があります。実際、何を信じたら良いか悩ましいですよね。
ただ、1つ言えることは、何でも「適度」というものがあり、「取りすぎ」「飲みすぎ」「食べ過ぎ」は何であれ、健康にとって良くないということです。
WHOは、妊娠を予定している女性は、カフェインの摂取量を1日300㎎(マグカップで役2杯)未満にするように推奨しています。
気を付けていただきたいのは、カフェインが多く含まれている飲み物はコーヒーのみでなく、烏龍茶、紅茶、緑茶などもあります。
エナジー飲料などもカフェインが大量に含まれているため、妊活中、妊娠中は、コーヒーはもちろん、その他、お茶などの摂取にも気をつけましょう。
では、なぜ妊活中にはカフェインを控えたほうが良いのかを本記事ではご紹介します。
なぜ妊活中にはコーヒーを控えた方が良いのか?
妊活中にはコーヒーを控えた方が良い理由は以下の4点になります。
4点についてそれぞれ詳しく解説します。
- 体を冷やす
- 睡眠不足になる
- 卵子が老化する
- 貧血になりやすい
理由①:体を冷やす
カフェインを大量に摂取すると、カフェインの利尿作用が子宮を冷やす原因となります。
体が冷えてしまうと、血流が悪くなり、生殖器官に十分に栄養が行き渡らなくなります。
結果、生殖機能も十分に活発化できずに衰えてしまい、妊活の妨げとなってしまいます。
理由②:睡眠不足になる
寝る前に飲むことで、妊活に必要な睡眠が充分に得られなくなります。
睡眠不足は、ホルモンバランスを壊してしまい、女性ホルモンの分泌もされにくくなります。その他、睡眠不足には、精神的に不安定になったり、血流が悪くなる原因になったりと、健康にとって良いことはありません。
理由③:卵子が老化する
睡眠不足により睡眠の質が低下すると、成長ホルモンやメラトニンの分泌も低下し、卵子の発育も低下することにつながります。卵子への抗酸化作用が低下することで、卵子の老化が進んでしまいます。
卵子の老化が進まないように、抗酸化作用を高めるためには、ビタミンA・C・Eのサプリ摂取をお勧めします。
理由④:貧血になりやすい
カフェインには、ミネラルの吸収を阻害する作用があります。
特に、女性は生理もあり、もともと鉄不足の方が多いです。鉄分には子宮内の粘膜を作る働きがあり、不足すると、血行不良や子宮内膜が薄くなる影響で、受精卵が着床しにくくなってしまいます。妊娠しやすい子宮環境を整えるためには、必須の栄養素です。
まとめ
妊活中のカフェイン摂取は控えるべきですが、完全にカットをしなければならないという訳ではありません。
これまで摂取していたものを完全にやめることでストレスに繋がってしまうと、それも妊活には、逆効果です。
「我慢」と思うのでなく「将来の希望」と切り替えて、妊活生活を楽しみたいものですね。