妊活は何をする?自宅でもできる妊活の方法
結婚後に子供が欲しいと考える夫婦は多いですが、結婚すればすぐに子供を授かれるわけではありません。もちろん、順調に子供を授かれる方も多くいますが、中には何年も妊娠できずに悩んでいる方もいます。
子供を授かりたいのであれば夫婦で足並みをそろえて妊活をするのがおすすめです。とはいえ、妊活といっても何をすればいいのかわからないですよね?そこで今回の記事では妊活のやり方を紹介します。子供を授かりたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
妊活の必要性
妊活なんてしなくても自然に妊娠出産ができるのではないかと考える方は多いですが、妊娠できる確率は実はそれほど高くありません。健康な男女が排卵日付近にタイミングを取った場合でも妊娠確率は25%から30%程度です。
また、年齢を重ねるにつれ妊娠確率は下がっていくので、晩婚化が進んでいる現在は不妊に悩む方も多くいます。そのため、毎月生理が来ているからと安心せずに妊活するのがおすすめです。
また、35歳を過ぎて出産経験のない方は、数か月妊活を行って妊娠しなければクリニックなどに行ってみましょう。排卵状態などに問題がないかのチェックするだけでも行える病院もあります。
妊活のやり方8選
妊活のやり方はいろいろあります。自宅で簡単にできるものからクリニックで行うものまでさまざまです。ここでは妊活の方法を紹介するので参考にしてください。まずは、自宅で手軽に始められる妊活から行うのがハードルが低くおすすめです。
基礎体温を測る
生理周期は高温期と低温期に分かれているのが理想的です。また、その差は0.3度から0.5度ほどになり、グラフにすると2層になっています。しかし、実際に基礎体温を測ってみると2層になっていない方は多く見受けられます。
生理周期が安定していても、基礎体温が2層になっていないと排卵がうまく行われていない可能性もあります。そのため、基礎体温は排卵が上手に粉割れ散るかの確認にも役立ちます。
基礎体温は通常の体温計ではなく、婦人体温計を使用しましょう。起床後すぐに体を起こさずに測ります。起き上がってしまったり、二度寝をした後では体温が変化してしまう可能性が高いです。そのため、動いてしまった場合には体温と一緒にメモしておきましょう。
また、基礎体温は排卵がうまく行われているかの目安にはなりますが確実ではありません。体温が一番下がった日の前日から2日後までに排卵している方が多く、個人差があります。排卵日を特定したい方は基礎体温と合わせて排卵検査薬の使用などがおすすめです。
排卵検査薬を使用してみる
排卵検査薬は尿中に含まれているホルモン濃度を測定し、排卵しそうなタイミングを教えてくれます。朝一番の尿ではなく、それ以外の時間帯で使用すると成功しやすいです。使用するタイミングは生理周期により異なり、生理終了後の何日目から使用開始すればいいのかは説明書に記載があります。
1周期当たり7日間程度使用すると排卵日がわかりますが、ホルモン濃度には個人差があるので陽性ラインが常に出てしまう方や、ピークでも陽性ラインが薄い方もいます。排卵検査薬により排卵する1.2日前を知れるので、クリニックに行かずにタイミング方を試すことができます。
排卵検査薬はネットや薬局などで購入できるので、気軽に始めやすい妊活法です。基礎体温だけでは排卵日の特定は難しいので、排卵検査薬を合わせて使うのが効率的でおすすめです。
規則正しい生活をする
規則正しい生活を送れば健康的になり、生理周期も整います。基礎体温も理想的な形に近づくので、妊娠しやすい体作りに欠かせません。早寝早起きを心がけ、栄養バランスのとれた食事を3食食べましょう。
夜更かしはホルモンバランスの乱れに繋がります。また、ダイエットをしている方は栄養バランスが偏りがちです。肥満も不妊の原因になりますが、太っていない方はダイエットはせずにバランスのとれた食事を心がけましょう。
忙しくても朝食はしっかり食べてください。特にビタミンやミネラル、葉酸は不足しやすいので意識して摂取しましょう。中でも葉酸は母子手帳に記載がある重要な栄養素です。ほうれん草や大豆に多く含まれています。
適度な運動をする
たまに強度の強い運動を行うよりも、毎日継続して軽い運動を行うのがおすすめです。毎日の軽い運動は、肥満や生活習慣病などの予防にも役立ちます。また、出産や育児には体力も必要なため、日ごろから体力をつけておきましょう。
ウォーキングなどは気分転換にもなるのでおすすめです。他にも軽いストレッチや家事の合間にできるながら運動などを取り入れてみるのも継続しやすいです。身体を動かせば血流もよくなり、温活にも繋がります。
温活をする
冷えは妊活の大敵です。冷えていると子宮への血流も悪くなり、妊娠しやすい体から遠ざかってしまいます。身体を温めて血流をよくすると、赤ちゃんを迎えるためにふかふかのベッドを作りやすくなります。
アイスや氷の入った飲み物など冷たいものを控えれば、体の内側の冷えを防げます。食事の際は汁物をメニューに入れて体を内側から温めましょう。また、首やおなか、足首などが冷えないようにホッカイロやマフラーなどを活用するのもおすすめです。
忙しくてシャワー浴になりがちな方も多いですが、なるべく湯船につかると身体を温められます。どうしても湯船につかる時間がないときは、首の後ろをシャワーで5分ほど温めるのがおすすめです。
サプリを飲む
バランスの取れた食生活はとても大切ですが、毎日必要な栄養素を考えた献立を考えるのはとても大変です。そのため、妊活中はサプリを活用してみましょう。妊活中の方に向けて必要な栄養素を摂取できるサプリは様々な種類のものが販売されています。
妊活中に必要な栄養素は数多くありますが、中でも葉酸は重要です。葉酸を必要量摂取すると胎児の神経閉鎖障害の予防にも役立ちます。妊活中から妊娠中の女性は通常よりも多い480㎍から640㎍の葉酸摂取が推奨されているので、サプリを選ぶ際はこの量を満たしているか確認してください。
葉酸の他にカルシウムやビタミンなど他の不足しがちな栄養素も含まれているサプリもおすすめです。また、女性は貧血になりがちなので鉄分が含まれているサプリもいいでしょう。
妊活サプリはナッシータがおすすめ
ナッシータはイオン化ミネラル配合の葉酸サプリです。ミネラルをイオン化することで体内に効率よく栄養素を吸収し循環させてくれます。さらに子宮内膜を厚くしてふかふかのベッドを作る手助けをしてくれるビタミンEや、胎児の細胞分裂を促すケイ素なども配合しています。
1度試してみたい方には単品購入もありますが、妊活中から妊娠中まで継続して飲むサプリなので定期購入で契約するのがおすすめです。毎月お届け便や3ヶ月おまとめ便を契約すると最大30%offで購入できます。
クリニックや病院に行く
自分で出来る妊活方法を試してみても1年以上赤ちゃんを授からなかった場合や、すでに高齢の方などはクリニックや病院で検査を行うのがおすすめです。不妊治療をしなくても、授かりにくい原因がないかのチェックをしてくれるクリニックもあります。
検査は様々な種類があり、卵管のつまりがないかやホルモンが正常に出ているかなどのチェックができます。また、不妊の原因は女性だけではないので、男性も一緒に検査するのがおすすめです。
検査結果によっては、不妊治療を行わなければ子供を授かるのが難しい場合もあります。いずれにせよ夫婦で話し合って方針を決めるのが重要です。
不妊治療は何をするの?
不妊治療は様々な方法があります。個人の状況により流れが変わりますが、最初はタイミング方を行うのが一般的です。クリニックで卵胞のチェックを行い、排卵しそうな卵子があればタイミングをとるように指導されます。エコーで卵子の様子を観察するので、より確実に排卵日の特定ができます。
タイミング法で授からない場合には、人工授精にステップアップします。人工授精では排卵のタイミングでクリニックに行く必要が出てくるので、急な休みなどを貰う必要があります。そのため、職場にも不妊治療の理解を求める必要が出てきます。
その後は体外受精や顕微授精にステップアップしますが、費用や時間がかかるようになります。何回行えば必ず成功するというものでもないので、夫婦で支えあいながら治療していきましょう。
まとめ
妊娠や出産を経験できるのは女性だけですが、妊活は夫婦で足並みをそろえることが重要です。女性だけの問題ととらえることなく、夫婦で協力して妊活を行いましょう。ぜひ今回の記事を参考に妊活をスタートさせてください。