妊娠におけるに腸内環境とは?腸内環境の改善方法も解説
妊活・妊娠中の腸内環境とは?
腸の役割
腸は以下の重要な役割を持っています。
- 一番最初にできる臓器
- 血液を作ってくれる臓器
- 栄養素を消化吸収する臓器
- 異物を排除する臓器
- セロトニンやドーパミンを合成する臓器
腸内環境を整えるためには、体内に蓄積された毒素(有害物質)を排出しなければいけません。
身体の毒素は、卵子の数のみでなく卵子の質にも影響し、妊娠後もへその緒を通して、栄養と一緒に胎児へも流れてしまいます。
毒素の主な原因
毒素の主な原因は下記の4点になります。
- 食料・飲料:農薬、保存料、添加物など
- 日用品・化粧品:保存料、化学物質など
- 環境:大気汚染、化学物質など
- ストレス:心や体の不調など
デトックス効果のある食材
デトックス効果のある食材は下記の5点になります。
- ショウガ
- ニンニク
- ネギ
- パクチー
- 玉ねぎなど
解毒効果が高い調味料
解毒効果が高い調味料は下記の5点になります。
- ハーブバジル
- ガーリックオイル
- 玉ねぎ
- ビネガー
- ジンジャーオイルなど
解毒効果が高いスパイス
解毒効果が高いスパイスは下記の4点になります。
- ターメリック
- ウコン茶の成分クルクミン
- シナモン
- 八角など
有害物質が腸に入るとどうなるの?
有害物質には、水溶性と脂溶性があり、水溶性物質は体内に入ると自然に排出されていきます。
水溶性有害物質が体内に入り、その量が半分になるまでの時間は各物質によって異なります。
- メチル水銀:約70日
- 鉛:数年から約10年
- カドミウム:数十年
脂溶性物質は、脂肪の中に溶け込んで蓄積していくので、排出するのがほぼ不可能です。
だからこそ毒素を身体にいれない生活習慣や食生活、そして体内に入った毒素を体外に出す生活習慣や食生活が重要なのです。
妊活・妊娠中の腸内環境の改善1:食物繊維を摂取しよう
腸内環境改善方法の一つ目は、善玉菌を含むものと善玉菌のエサとなる食物繊維を一緒に摂取することです。
食物繊維は「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」に大きく分けられますが、善玉菌のエサになりやすいのは水溶性食物繊維です。
善玉菌を含む食品
善玉菌を含む食品は下記の9点になります。
- 醸造酒
- 味噌
- 醤油
- 納豆
- チーズ
- ヨーグルト
- 漬物
- キムチ
- 発芽玄米などの発酵食品
水溶性食物繊維を多く含む食品
水溶性食物繊維を多く含む食品は下記の10点になります。
- ライ麦
- オートミール
- ごま
- 黄な粉
- 海藻類
- キノコ類
- 野菜類(ごぼう、にんじん、芽キャベツ、おくら、ブロッコリー、ほうれん草)
- 豆類(納豆)
- みかん
- キウイなど
妊活・妊娠中の腸内環境改善2:運動しよう
腸内環境改善方法の二つ目は運動習慣を身につけることです。
運動をすると全身に酸素が巡り、自律神経を整え腸の働きも活性化します。
無理のない程度の強度で、たとえば毎日30分ほど散歩したり、ストレッチを毎朝晩することで腸内環境の改善効果に期待できます。
妊活・妊娠中の腸内環境改善3:たくさんのお水を飲みましょう。
腸内環境改善方法の三つ目はたくさんのお水を飲むことです。
水分不足によって便秘になります。便秘が腸内環境を悪化させてしまいます。
便をスムーズに出すためには十分な水分摂取が必要です。
水を毎日1.5~2リットル飲むようにしましょう。