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妊活中に運動する効果とは?効果について徹底解説

妊活中に運動することで、血流改善とストレス軽減に繋がります。筋肉の活動は血行を促進し、座りっぱなしの生活習慣からくる子宮冷えを防ぎます。また、ストレス解消には幸せホルモンであるセロトニンとエンドルフィンが役立ちます。運動はセロトニンとエンドルフィンというホルモンが分泌され、健康な身体を維持する上で大切な生活習慣になります。

今回は妊活中に運動する効果について本記事ではご紹介します。

妊活中に運動する効果とは?

妊活中の運動の最大のポイントは、血流の改善です。

筋肉は、第2の心臓と呼ばれています。心臓のポンプ運動だけでは、血液は末端の血管まで十分に循環してくれません。それを補助するのが筋肉の収縮運動による血流です。そのため運動不足が続くと筋肉量の低下だけでなく、血流の流れも悪くなり、冷え性や血行障害が続くと、卵子の状態も悪くなってしまいます
現代人は座っていることが多い生活習慣です。座っている姿勢によって子宮動脈を圧迫し、長時間同じ姿勢で座っていることで、ますます血の巡りが悪くなり「子宮冷え」を招きます。

図で見てみると、座ることで子宮動脈が圧迫されているのがわかります。
片方のお尻に体重をのせて座ることで骨盤のバランスの崩れを招きますし、長時間同じ姿勢で過ごすことで筋肉の柔軟性が失われます。
骨盤のそばには、「坐骨神経」があり、坐骨神経の中には下半身の血管の太さをコントロールする「交感神経」があります。その上に覆いかぶさるようにあるのが、梨状筋です。
梨状筋が柔らかいと、坐骨神経と触れ合っても特に問題は無いが、長時間同じ姿勢で梨状筋が凝り固まると、交感神経を圧迫し刺激してしまいます。
血管を締めてしまい、下半身の血流が悪くなり、足先に熱を送り出せなくなるのです。お尻を触ったときに冷えている人は子宮も冷えています。お尻の筋肉を柔軟にして、骨盤のバランスの崩れを改善するストレッチや運動を毎日まめに行いましょう。

また妊娠した時に、血流が悪いと羊水の温度も下がります。羊水の温度が低いと胎児に充分な血液が届きませんので、栄養不足となり、低体重になる危険が高まります。低体重は障害リスクも高くなる可能性があります。
つまり、妊活中も妊娠中も、運動をすることで血行を良くすることがとても大切です。

また運動することで、交感神経が優位になる時間が長くなりポジティブになりやすいと言われています。軽い運動でも、ストレスを解消するためのホルモンが分泌されます。
心を安定させる働きをもつ、セロトニンやエンドルフィンという物質です。
私たちの精神安定や多幸感は、セロトニンやエンドルフィンなどの神経伝達物質によってもたらされています。

セロトニン

不安・恐怖・痛み・怒りを抑え、意欲を向上させたり、気分や感情をコントロールするホルモン。別名『幸せホルモン』とも呼ばれています。

セロトニンは体内時計や自律神経をも調整する働きのため、心と身体の健康を維持する重要な存在です。

エンドルフィン

痛みの緩和、リラックス効果、免疫アップ、など気分をよくするホルモン。別名『脳内麻薬様物質』とも呼ばれます。モルヒネの6.5倍の鎮静作用があるといわれる。
エンドルフィンの分泌量が減ると、ノルアドレナリンという興奮ホルモンの分泌量が増え、常に不安や興奮を感じるようになります。

まとめ

運動はストレス解消だけでなく、ストレスに強い身体づくりにも必要です。ストレスは、妊活の大敵です。
日常的に運動を続けることで、セロトニンやエンドルフィンの供給が安定され、ストレスと疲労解消力がアップします。
大切なのは継続することです。15分程度ウォーキングする、駅の階段を使うなど簡単なことでOKです。特に運動不足の人は毎日少しずつでも運動を続けて、ストレスに強い体作りをしましょう。
また運動することで疲労しますので、その疲労感が私たちを睡眠へと誘導してくれます。
その睡眠が疲労回復、細胞回復、脳の回復へと導き、妊活への好循環が作られます。