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妊活にはどのくらいの期間が必要?妊活中のストレスについても解説

女性の社会進出の背景に晩婚化が進み、そのため妊活を始める年齢も、以前と比べて高くなっています。
また、妊活は女性のみで行うものでなく、夫婦一緒に取り組むものです。
いつ頃に何人くらいの子どもが欲しいのかを、しっかりと話し合い、妊活にかかる期間も考慮して、人生設計を行うことが必要です。

そもそも妊活とは?

妊活(妊娠活動)とは、妊娠するための身体作り・知識をつけること
そして妊孕性とは、妊娠する力のことを言います。

その力は22歳をピークにそれ以降は徐々に低下します。30歳半ばで妊孕性が大幅に低下し、41歳を過ぎると自然妊娠の可能性がほとんどなくなり、生理不順や閉経期へと移行します。
また、1ヶ月で自然妊娠の確率は以下の通りとなります。

  • 30歳女性:20%
  • 40歳女性:5%

卵子の老化を完全に止めることはできませんが、卵子の状態を保つためにできることは沢山あります。
だからこそ、妊娠を希望する方は少しでも早く卵子の老化について学ぶ必要があるのです。

まず自分自身の身体の現状を把握し、妊娠に対する知識をつけ、妊娠できる身体を作ることが大切です。また、妊娠後による胎児の成長に関わる知識を学ぶことも重要です。
妊活を始めたら、妊娠することへの希望を持ち、妊娠後のことも考えて、健康な赤ちゃんを産むために学ぶべきことを実践していきましょう。

妊活にはどのくらいの期間が必要?

年齢や母体に健康状態、過去の妊娠歴などにもよりますが、自然妊娠の場合は数か月から1年程度の期間が必要と言われています。

性行為のタイミングも重要な要素です。排卵日の前後数日間は、特に妊娠しやすいタイミングです。基礎体温の管理や、排卵検査薬を活用した排卵日チェックは妊活において必要不可欠になります。

30代、40代になっても妊娠は可能ですが、妊娠適齢期と言われる20代から33歳までと比べると、妊娠確率の確率や出産の確率は低下し、妊活の期間は長くなるものです。
日本産科婦人科学会によると、健康な男女が1年以上妊娠しない場合は不妊として扱われます。不妊かもしれないと考える場合には不妊治療専門施設で受診し、検査や治療について相談をすることから始めましょう。

妊活中のストレスには気をつけましょう!

妊活に集中してストレスを感じ始めると副腎が疲れてきます
副腎疲労をおこすとホルモンのバランスが乱れ、妊活に大きな障害になります。不妊の原因の80%がストレスによるものと言われるほど、ストレスは私たちの身体に大きな影響を与えます。
ストレスというと、精神的ストレスを思い浮かべる人は多いと思いますが、それ以外にも下記3つのストレスが存在します。

  • 生物的・肉体的ストレス(病気・感染・栄養不足・睡眠不足・運動不足など)
  • 環境的ストレス(寒冷・騒音・照明・放射線・ほこり、気圧など)
  • 科学的ストレス(空気汚染・薬・アレルギー・食品添加物・お酒・タバコ・化学合成物質など)

現代の社会で生きていく上で、これらのストレスを完全になくすことは、不可能に近いです。だからこそ、食事の栄養や生活習慣を整えることで、これらのストレスと上手く付き合い、緩和できるココロとカラダを作ることが大切です。

まとめ

近年、女性の社会進出に伴い晩婚化が進み、妊活(妊娠活動)の重要性が高まっています。妊活は女性1人で行うのではなく、夫婦で協力しながら行うことが大切です。

妊活は人生の重要な局面なので、夫婦間で子供についてしっかりと話し合い、妊活にかかる期間も考慮して、人生設計をしっかり行っていきましょう。