妊活経験者おすすめ!妊活に効くお茶5選とその理由を解説!
「妊活に効果的なお茶ってあるのかな」「普段飲んでるお茶は妊活中に飲んでも大丈夫かな?」
妊活中は食べ物や飲み物に気を遣う人が多いのではないでしょうか。
普段私たちがよく飲む「お茶」についても、いろいろな情報があって不安になってしまうかもしれません。
でも、妊活中でも安心して飲めるお茶はたくさんあります。
この記事では、妊活に効果的なお茶の種類や、避けた方がいいもの、飲むときの注意点などを解説します。
正しい知識を身につけて、ストレスを抱えずに妊活中のティータイムを楽しみましょう。
お茶は妊活に効果的な飲み物
お茶は、妊娠力を高める飲み物だと言われています。なぜなら、お茶には「体を温める効果」があるからです。
妊活する上で体を温めることは非常に大事なポイントです。
体を冷やしてしまうと血流が滞り、妊娠に必要なホルモンが子宮に運ばれなくなります。その結果、子宮内膜が厚くならず、受精卵が着床しにくい状態になってしまいます。
コーヒーのようなカフェインが多く含まれている飲み物は、体を冷やしてしまうため注意が必要です。
カフェインの入っていないお茶を選べば、妊活中でも安心して飲むことができ、体を温める効果が高いのでぜひ積極的に取り入れてみてください。
妊活中に取り入れたいお茶5選
それでは、妊活中に取り入れたいおすすめのお茶を5つ紹介します。
すべてカフェインレスなので安心して飲むことができます。
- ルイボスティー
- ローズヒップティー
- 麦茶
- 黒豆茶
- ゆず茶
①ルイボスティー
ルイボスティーはほのかな酸味と優しい甘味を感じる飲みやすいお茶です。美容効果が高いことは知られていますが、妊活中にもおすすめの飲み物です。
ルイボスティーの原料であるルイボスの葉にはポリフェノールがたくさん含まれており、抗酸化作用があります。抗酸化作用によって、老化の原因となる活性酸素を取り除くことができ、卵子を若返らせる効果があると言われています。
また、マグネシウム・カルシウム・鉄・亜鉛などのミネラル成分が豊富に含まれているため、ホルモンのバランスを整える効果が期待できます。
女性ホルモンを活性化させる働きのみならず、精子の質を高める効果もあるため、妊活中の男性にもおすすめです。
②ローズヒップティー
ローズヒップティーはフルーティな香りと甘酸っぱい味わいが楽しめるお茶です。バラが咲いたあとの実であるローズヒップには、ビタミンC・Eが豊富に含まれています。
ビタミンCに美肌効果があることは有名ですが、疲労回復や風邪予防にも効果的で新陳代謝もよくなるため、卵子の発育にもよいと言われています。
また、ビタミンEには免疫力向上やホルモンバランスを整える働きもあり、生理不順の改善や、生理痛を和らげる効果があります。
ローズヒップティはとても香りがよくリラックス効果が高いため、妊活中にストレスや疲れを感じたときに飲めば、気持ちを和らげてくれるでしょう。
③麦茶
麦茶はクセがなく日本人になじみのある定番のお茶です。
麦茶にはカルシウム・カリウム・鉄分などのミネラルが豊富に含まれているため、ホルモンバランスを整えてくれて妊活中でも安心して飲むことができます。
ただし、冷たい麦茶をガブガブ飲むことはおすすめできません。麦茶には体を冷やす成分も入っているため、量を調節した上で、温かい麦茶を飲むことをおすすめします。
④黒豆茶
黒豆茶は香ばしい香りとほんのりとした甘味を感じられるお茶です。
原料の黒豆には、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンが入っており、ホルモンバランスを整える効果があります。黒豆茶は血の巡りを促すため生理痛を軽減する効果もあり、PMSに悩む女性や妊活中の女性におすすめの飲み物です。
⑤ゆず茶
ゆず茶は甘酸っぱくてゆずの香りが楽しめる人気のお茶です。一般的な茶葉を使ったお茶とは違い、ゆずの果実や果皮を砂糖漬けにしたジャムをお湯で溶かして飲むものです。
ゆずには妊活に欠かせない葉酸が多く含まれており、子宮内膜を強くする働きがあるとされています。
また、妊活中から葉酸を摂取しておくことで、妊娠したときに胎児の神経管閉鎖障害を予防する効果があるとされており、赤ちゃんの発育のための重要な栄養素として妊活中から積極的に摂取することが推奨されています。ゆず茶を飲めばリラックスしながら手軽に葉酸が補えて一石二鳥ですね。
妊活中に控えたい飲み物3選
ここからは、妊活中にあまりおすすめしない飲み物を3つ紹介します。
すべてカフェイン入りの飲み物ですので、飲む際には注意してください。
- コーヒー
- カフェインを含むお茶
- 栄養ドリンク
①コーヒー
コーヒーに含まれるカフェインは、利尿作用があるため多く摂取すると体を冷やしてしまいます。
またカフェインの覚醒作用により睡眠不足になると、ホルモンバランスが崩れて妊娠しにくくなってしまうことから、妊活中は避けた方がよいと言われています。
コーヒーに含まれるカフェインの量は、コーヒーカップ1杯120mlで約70mgです。
1日のカフェイン摂取量は300mg以下が推奨されているため、コーヒーを3〜4杯飲むくらいであれば問題はなく心配しすぎることはありませんが、コーヒーが好きで1日に5杯以上飲む人は注意しましょう。最近では美味しいカフェインレスコーヒーもたくさんあるため、代用して飲むなどして摂取量には気をつけましょう。
②カフェインを含むお茶
上記で紹介した「妊活中におすすめのお茶」はノンカフェインのものですが、カフェインを多く含むお茶には気をつける必要があります。
具体的には、ウーロン茶・緑茶・紅茶などです。これらのお茶に含まれるカフェインの量はコーヒーと比べると半分ほどですが、飲みすぎてしまうとコーヒーと同様に体を冷やしてしまうので、リスクを避けるためにも摂取量には気をつけましょう。
③栄養ドリンク
栄養ドリンクやエナジードリンクも妊活中には気をつけたい飲み物のひとつです。
もうひと頑張りしたいときに頼りがちなドリンクですが、カフェイン量が多いので注意が必要です。
お茶以外で妊活に効果的な飲み物
ここでは「お茶以外」で妊活に効果的な飲み物について紹介します。
- 豆乳
- サプリ
豆乳
豆乳は妊活に適した飲み物です。豆乳には大豆イソフラボンが豊富に含まれており、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。
エストロゲンは、良い卵子を育てたり、子宮内膜を厚くしたり、生理を周期的に起こしたりするホルモンで、妊娠する上で必要不可欠な存在です。
ただし、大量に摂取すればよいものではなく、飲みすぎると妊活に悪影響があるため注意が必要です。大量に摂取してしまうと体がエストロゲンの量を勘違いしてホルモンバランスが崩れてしまい、生理不順を起こしたり、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気を引き起こすこともあります。
摂取量を守って飲めば心配ないので、妊活の味方になる豆乳をぜひ取り入れてみてください。
サプリ
妊活中に取り入れたい「葉酸」はサプリで摂ることもおすすめします。
本記事でも触れていますが、葉酸は妊娠中の胎児の先天異常のリスクを減らすための大切な栄養素です。
葉酸は妊娠中のみならず、妊娠を望んでいる女性にも摂取することが推奨されています。
ただし、食事だけで必要量を摂ることは難しいため、サプリを活用して補うのが効果的です。
葉酸のサプリはたくさんありますが、毎日続けやすく、信頼できるサプリを選んで、赤ちゃんのためにもぜひ積極的に取り入れましょう。
妊活中にお茶を飲むときの注意点
最後に、妊活中にお茶を飲むときの注意点を2つお伝えします。
- 温かい飲み物を選ぶ
- 飲む量に気をつける
温かい飲み物を選ぶ
冷たい飲み物は控えめにし、なるべく「常温」や「温かいもの」を選びましょう。
妊活の大敵は「冷え」です。体が冷えると生理不順や排卵障害などの不妊の原因を作ってしまいます。
飲み物もなるべく温かいものを選び、冷えない体づくりを意識しましょう。
飲む量に気をつける
体によいお茶であっても飲みすぎは厳禁です。
本記事で紹介した「妊活中におすすめのお茶」はノンカフェインで体に優しいものばかりですが、過剰に摂取すると体調を崩すおそれもありますので注意しましょう。
どんなものも「適量」が大事です。
まとめ
ここまで、妊活に効果的なお茶の種類や、避けた方がいいもの、飲むときの注意点などを紹介してきました。
本記事で紹介した「妊活中におすすめの飲み物」を積極的に取り入れて、妊娠しやすい体づくりをしていきましょう。
妊活中はいつも以上に食べ物や飲み物の種類を気にしてしまいますが、なんでもかんでも制限してストレスを溜めてしまっては元も子もありません。
おすすめのお茶を取り入れてみたり、控えたい飲み物であっても量を考えて飲んでみたりして、ストレスなく妊活中のティータイムを楽しんでくださいね。