妊活・妊娠中にビタミンDは必要?不足した場合の影響についても徹底解説
ビタミンDの主な働きは、免疫を上げ、細胞の分化誘導も促します。骨の代謝を正常に戻したり、血糖値のコントロール、癌の抑制にも働きます。
また、ビタミンDは魚やきのこなどの食材から摂取することも可能ですが、適切な量を摂取することが難しい場合は、サプリメントを活用しましょう。
本記事では、ビタミンDが含んでいる食べ物やビタミンDが不足した場合の影響について詳しく解説します。
ビタミンDを含む食べ物は?
ビタミンDを含む食べ物は以下の通りです。
食材 | |
ビタミンD | 鮭、サンマ、イワシ、うなぎ、シラス、きくらげ しいたけ、しめじ、ひらたけ、えのき、マッシュルームなど |
また、30歳~49歳が1日の摂取目安量は以下の通りです。
1日の摂取目安量 | |
30歳~49歳 | 8.5㎍ |
妊活で必要なビタミンDを不足するとどうなる?
ビタミンDが不足すると、良く知られたものでは、骨粗しょう症が挙げられます。
骨の材料となるカルシウムは妊娠中に大切な栄養素ですが、カルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助けるのが、ビタミンDの重要な役目なのです。つまり、カルシウムを体内にきちんと取り込むには、ビタミンDが欠かせません。
また、このビタミンDが不足している人は、子宮内膜が薄く不妊にも繋がります。
子宮内膜が薄いと着床しにくく、着床したとしても、流産率・出生率に大きく影響することが確認されています。
つまり、ビタミンDは受精卵の着床・妊娠率・出生率・流産率に大きな役割を果たしているのです。
その他、排卵障害を起こす多嚢胞性卵巣や妊娠中の様々な病気(早産、胎児発育不全、妊娠糖尿)にも影響してしまいます。
ビタミンDは食物からの摂取に加え、体内で作ることもできる栄養素ですが、体内合成のためには皮膚に紫外線をあてる必要があります。
そのため、屋外で過ごす時間が短い人や紫外線対策を厳重にしている人は、平均値よりも大きく不足してしまう可能性があります。日光浴や食事での補充が難しい場合は、サプリメントを活用することをお勧めします。
まとめ
妊活・妊娠中では、ビタミンDが不足すると子宮内膜が薄くなり、不妊になってしまう可能性が高まります。
また、ビタミンDは食物からの摂取に加え、体内で作ることもできる栄養素ですが、体内合成のためには、皮膚に紫外線をあてる必要があります。日光浴や食事での補充が難しい場合は、サプリメントを活用しましょう。
食事を通じてバランスの取れた栄養摂取を心がけることで、健康な赤ちゃんを授かる可能性が高まります。
これから妊活をする上で、今回ご紹介した内容をしっかり把握し、健康的な妊活をしていきましょう。