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妊活は具体的に何をするの?妊活でできることを徹底解説

これから妊活を頑張ろうとしている夫婦で、具体的に何をすればいいかわからない方は多いのではないでしょうか。
「妊活でできることは?」
「妊活って、どんな生活を送ればいいの?」
そんな疑問を持つ方のために、妊活の基本的な流れやできること、妊活におすすめの栄養素などを記事にまとめました。

妊活とは

妊活とは、妊娠にむけた活動全般を指します。
妊活といえば「妊娠しやすいタイミングを狙ってセックスする」ものだと思う方が多いかもしれませんが、実はそれだけではありません。

妊活は、子どもについて夫婦で話し合ったり、妊娠しやすい体をつくるために生活習慣を整えたり、不妊の原因がないか医療機関で検査を受けるなど、妊娠に向けさまざまな活動があります。

妊活の流れ

妊活は、夫婦での話し合いや生活習慣の改善など多岐に渡ります。ここでは、妊活の基本の流れを説明します。

①夫婦で話し合う

妊活を始めると決めたら、まずは夫婦で話し合いましょう。妊活というと女性がメインで行うと思われがちですが、妊活は夫婦で取り組むものです。

以下の項目を参考にして夫婦で考えを話し合い、協力して妊活を進めていきましょう。

  • いつ頃子どもが欲しいか
  • 何人子どもが欲しいか
  • 不妊治療について(自然妊娠を待つ期間、不妊治療をするなら何歳までやるか)
  • 出産後のライフプラン(仕事、育休、引越し、マイホームなど)

②基礎体温をつける

基礎体温を記録するのは、妊活の基本です。基礎体温とは、エネルギー消費が最も少ない安静時の体温を指します。

基礎体温の測定・記録を毎日続けることで、生理周期や排卵日の予測、体調の変化など、妊活に必要な情報を知ることができます

基礎体温は起きてすぐ測る

基礎体温は、朝起きてすぐの寝たままの状態で測ります。起き上がってトイレに行ったり活動を始めたりすると体温が上がってしまい、正確な基礎体温を測ることができません。

夜、枕元に体温計を準備しておいて、朝起きたらすぐに基礎体温を測る習慣をつけましょう。

婦人体温計を使う

基礎体温の測定には、婦人体温計を使用します。脇の下ではなく舌の下にはさむもので、小数点第二位まで精密に体温を測ることができます。

数値の記録には、アプリを使うのがおすすめです。体温計と連動し、自動で数値がアプリに転送されるものもありますよ。記録をつけるのは毎日のことなので、負担が少ない方法を選ぶことが継続のポイントです。

妊娠しやすい時期がわかる

基礎体温は、健康な成人女性の場合、ホルモンバランスによって基礎体温が高い「高温期」と、低い「低温期」に分かれます。

そして肝心の排卵は、低温期から高温期にさしかかる期間に行われます。

しかし、生理周期がずれることはよくあるため、基礎体温の変化だけで正確な排卵日を確定するのは困難です。確実に排卵状況を把握するには、排卵検査薬を使うことをお勧めします

予測できる排卵日の前2〜3日と後1〜2日にセックスをすると妊娠する可能性が高いので、タイミングを合わせてみると良いですね。

病気の早期発見にも

基礎体温の記録をつけることは、ホルモン異常や子宮内膜症、無排卵月経などの病気の早期発見に繋がります。
グラフに以下のような特徴がみられたら、何かトラブルが隠れているかもしれません。

  • 高温期が9日以内と短い
  • 高温期が16日以上続く
  • 高温期が確認できない(グラフがほぼ横ばい)

他にも生理痛が強い場合や気になる症状があれば、産婦人科を受診して医師に相談しましょう。

③妊活力を上げる生活を送る

妊娠率を高めるには、健康な体づくりが必要不可欠です。バランスの取れた食事や適度な運動、規則正しい生活を送ることが重要です

後ほどご紹介する「妊活でできること4選」を参考にして、妊娠しやすい体をつくりましょう。

④クリニックで検査を受ける

妊活をはじめたら、クリニックで検査を受けることをおすすめします。妊活に影響する病気は、自分ではなかなか気づきにくいものです。

検査を受けていれば病気を早期に発見し対処ができるので、妊活がスムーズに進みます。ポイントは、女性だけでなく男性も検査を受けることです。精子の数が少なかったり運動率が低かったりと、男性側にも不妊の原因が存在します。

女性は産婦人科、男性は泌尿器科で検査が受けられます。

妊活でできること4選

妊活は、妊娠しやすい健康な体づくりが大切です。
以下では、妊活中に良い生活習慣を4つ解説します。

適度な運動

適度な運動をすることで血の巡りが良くなり、卵巣機能の向上が期待できます。血流が良くなることで自律神経のバランスが整い、妊娠しやすい体に。激しすぎる運動は逆に妊娠しづらくなってしまうので、ウォーキングなど少し汗をかく程度の運動がよいでしょう。

また、肥満は卵巣のはたらきを悪くしてしまいます。BMIが高い人は、運動を習慣にして適正体重を目指しましょう。

体を冷やさない

冷えは、妊活の大敵です。体が冷えると血行が悪くなり、子宮や卵巣に十分な血液が行き届かず、妊娠する機能が低下してしまいます

以下の項目に該当する方は、無意識のうちに体を冷やしてしまっているかもしれません。

  • 冷たい物をよく飲む
  • クーラーに当たりっぱなし
  • 露出の多い服装が好き
  • 末端冷え性
  • 入浴はシャワーで済ます

日々の小さな習慣が体質に大きく影響します。温かいものを飲んだり湯船につかる習慣をつけたり、体をあたためるよう普段から心がけましょう。

禁煙

喫煙は、卵巣機能や卵子の質を悪くしてしまうため、不妊の原因となりやすいです
もし妊娠できたとしても、お腹にいる赤ちゃんの成長発育に悪影響を及ぼし、流産や赤ちゃんの病気のリスクが高まるのです。

もちろん男性の喫煙も、不妊の原因となります。喫煙している男性はそうでない人に比べて、精子の数と運動率が低いことが分かっています。

妊娠してから禁煙するのではなく、「赤ちゃんがほしい」と思ったときから夫婦で禁煙しましょう。

バランスの良い食事を摂る

バランスの良い食事は、妊活力を高めるのに必要不可欠です。妊活に良いレシピや食事が特別に存在するわけではなく、一般的に健康に良い食事が、妊活にも効果的だとされています。

タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素をバランス良く適切にとることで、妊娠しやすい健康な体づくりに繋がります。

1日3食、さまざまな食材を取り入れた食事をとりましょう。

妊活中にとりたい栄養素

妊活にはバランスのとれた栄養をとることが大事です。その中でも、妊活中にとくに摂っておきたい栄養素をご紹介します。

葉酸

葉酸とはビタミンB群の一種で、血の要素である赤血球を作る役割があります。葉酸は、お腹にいる赤ちゃんの脳の発育を助けたり、神経をつくってくれたりと妊活中に欠かせない栄養素の一つです

葉酸が多く含まれる食材はさつまいもやほうれん草、ブロッコリーなどです。

ビタミンD

ビタミンDは、着床率を上げるだけでなく、流産や新生児の発達障害のリスクを下げる働きがあります。妊活中に限らず、妊娠期間中にも積極的にとりたい栄養素です。

ビタミンDは魚類やきのこ類に多く含まれます。

亜鉛

亜鉛は、妊娠に必要なホルモンの数値を高め、卵子の老化防止や子宮環境を良くしてくれる作用があります

また、亜鉛は男性の妊活にも重要な栄養素です。男性の場合は、精子の量が増え、精子運動率が上がるなどの効果が期待できます。

牡蠣や肉類、魚介類に多く含まれます。
これらの食材を夫婦で積極的にとりましょう。

まとめ

妊活は、健康な生活習慣を送ることや検査を受けることなど、さまざまな活動があります。

一番大事なのは、夫婦ふたりで協力して取り組むことです。夫婦がお互いを労り協力し合う過程が、妊活の先にある妊娠や出産、子育てを乗り越えていくことに繋がるのです。

今回ご紹介した、妊活のためにできることを夫婦で取り組み、充実した妊活ライフを送れるといいですね。