妊活中の大敵はストレス？ストレスと上手く向き合う方法を徹底解説

妊活中の最大の敵はストレスになります。ストレスが増加すると副腎が疲れてしまい、ホルモンバランスの乱れに繋がり、妊活が上手くいかなくなってしまうことが多いです。
完全にストレスを取り除くことは難しいですが、栄養補給や生活習慣の改善を通じて、ストレスと上手く向き合うことが重要です。

ここでは、妊娠中のストレスと上手く向き合っていく方法についてご紹介します。

妊活中の大敵はストレス

妊活中の大敵は、ストレスです。
妊活に集中しすぎて、ストレスを感じ始めると副腎が疲れてきます。副腎疲労をおこすとホルモンのバランスが乱れ、妊活に大きな障害になります。不妊の原因の80％がストレスによるものと言われるほど、ストレスは私たちの身体に大きな影響を与えます。

しかし、不妊治療の婦人科クリニックに通っても不妊の原因の80％がストレスであることは、なかなか教えてくれないことが多いです。医学的な治療（注射や薬を投与）がメインです。不妊治療をしている人は、その治療自体がストレスを引き起こし、副腎疲労に陥る場合があることもあります。
身体に必要な医学的な治療も必要なことの１つですが、その前にまずは自分の身体の状態を知り、その医学的治療を有効にできる健康な母体（心と身体）をつくることが大前提なのです。

また、私たちは常にあらゆるストレスの中で生きています。一番分かりやすいのは、精神的ストレス（仕事や家庭・人間関係のトラブル・別離など）です。
それ以外にも、以下のようなストレスが存在します。

こんなにも目に見えないストレスが、私たちの周りにはあります。そこで、あらゆるストレスから身体を守ろうとするのが「副腎」の働きです。

現代社会で生きていく上で、これらのストレスを完全になくすことは、不可能に近いです。だからこそ、食事の栄養やサプリを摂取すること、生活習慣を整えることで、これらのストレスと上手く付き合い、緩和できる心と身体をつくることが大切です。

副腎疲労と不妊はどんな関係？

副腎は脳でストレスを感じると、コルチゾールというホルモンを出し、細胞をストレスから守って元気にしてくれます。ストレスに対応していけるように、バランスをとってくれるのです。その他、免疫機能・血圧・血糖値の調整・水分やエネルギーの代謝・塩分のコントロール・脂肪の分解・アレルギー症状を抑える抗炎症作用など、多くの役割を持っています。
その副腎が適切に機能している時は、ストレスをうまく処理して元気な状態でいられますが、日常的にストレスが多すぎると副腎が疲れ対応できなくなります。

副腎はホルモンの工場と言われるほど、コルチゾール以外のホルモンも作っていますので、副腎が疲れると他のホルモンも作れないのです。これが副腎疲労です。
ホルモンが作られないということは、女性ホルモンのバランスも乱れ、不妊の原因に直結します。

サプリで栄養を補い、副腎を元気にしよう！

副腎疲労症候群の治療は、副腎にかかり続けている負担を軽減、あるいは除去して休ませた上で、機能を正常に戻すことです。副腎はコルチゾール（抗ストレスホルモン）を作る工場です。副腎疲労症候群とは、その工場が稼働しなくなった状態です。
ストレスから細胞を守り、細胞の修復をするためには、沢山の栄養を必要とします。
以下、その中でも特に不足してはいけない代表的なものを紹介します。妊活中には、サプリで補うことをお勧めします。

• ミネラル類
• ビタミンC
• セロトニン

1.ミネラル類

ミネラル類は、副腎の正常な働きに必要なナトリウムやカリウム、新陳代謝を良くして免疫を調整する亜鉛、ホルモン代謝に必要な酵素を助けるマグネシウム、イライラ解消に良いカルシウムなど、どれも必要な栄養素です。

2.ビタミンＣ

コルチゾールが作られるには、タンパク質、ビタミンＣ、ビタミンＢ（特にＢ５）、亜鉛、ビタミンＥ、ビタミンＡ等が必須です。中でも特に重要なのは、ビタミンＣです。免疫も高める作用があります。人は体内でビタミンＣをつくることはできませんので、食べ物（サプリ）から摂る必要があります。

3.セロトニン

セロトニンは脳内の神経伝達物質で、興奮を抑え精神のバランスを整える作用があるため、「幸せホルモン」とも呼ばれます。セロトニンが不足するとイライラしたりストレスを感じやすくなります。

まとめ

妊活中の大敵はストレスで、不妊の原因の80％がストレスになります。不妊治療に専念するとストレスを引き起こし、副腎が疲労してしまいます。
ストレスを完全に排除することは難しいため、栄養補給や生活習慣を改善することで、ストレスをできるだけ減らしていただきたいです。
これから妊活をする上で、今回ご紹介した内容を把握し、健康的な妊活を目指しましょう。